- 地盤調査
- 建築基準法に準じた地盤調査の結果を第三者が評価して、適格な基礎仕様を提案します。
『地盤調査』『地盤解析』『地盤改良工事』の分業が重要なポイントです。
それでは表面波探査方式とスウェーデン式サウンディング試験についてご説明いたします。
表面波探査方式
表面波探査試験は、地中を表面波(地震波の一種)が伝わる速度を測定し、地盤が硬ければ速度は速く、軟らかければ速度が遅いという性質を利用し、地震毎の硬軟を調べる方法です。
表面波探査の特徴
- 地盤情報(深度方向の層境界及び地盤の軟弱)が得られる
- 起振機により地盤をい震動させるため、比較的ノイズの影響が少ない
- 短時間で地盤情報を得ることができる
- 狭小地において調査が可能
- 地盤を傷めない非破壊方式
- 砂礫層やガラなどが混在している地盤でも調査が可能
スウェーデン式サウンディング試験
現在、最も広く一般に利用されている地盤調査方法は、SS試験(スウェーデン式サウンディング試験)です。
試験機の原理
試験には、先端にスクリューがついたロッド(重さ5kg)を使用します。このロッドにおもりを載せた状態で地面に貫入し、一定の深さまで貫入するのに費やした回転数を記録していきます。
柔らかい地盤ほど簡単に貫入できるので、回転数が少なくなり、固い地盤ほど回転数が多くなります。